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佐藤 貞雄 教授(学長)来県 [クリニック外での出来事]

 おはようございます、宇佐矯正歯科クリニックの松成です。一昨日12日は診療を午前で終了させていただき、午後は私の母校である神奈川歯科大学同窓会大分県支部の学術講演会に出席してまいりました。本講演会は年一回開催されるのですが、今年は私が在籍していた当時の歯科矯正学教室の教授であり、昨年から学長をされている佐藤貞雄先生が講師でいらっしゃいました。

 佐藤先生は、私が学部5年生の当時に教授に就任され、私が学生時代から所謂咬合理論で世界的にも御高名な先生でした(です)。実は私は学生時代、咬合治療については矯正歯科よりも補綴(欠損した歯を補う治療、つまり義歯やインプラント)治療に興味がありました。5年生~6年生にかけて将来の方向性を決める時に、今でもお世話になっている金沢の不島先生に「咬合を勉強して補綴医になりたい」旨を相談した所、「それなら矯正の教室に残って天然歯の咬合を勉強してから補綴医になれば」と助言を頂きました。この言葉がきっかけで、母校の歯科矯正学教室に残り勉強を始めたのですが、その後いろんな御縁もあり、学会認定医も取得して矯正専門開業することとなりました。もちろん、今の私の臨床には教授の咬合理論が根幹にあり、今でも活かして(活かされて?)います。

  講演会は、私が在籍していたころから始められていたリサーチの紹介とその現状、一部臨床症例も御供覧いただき、また現在学長でいらっしゃいますので大学の近況についても詳しくお話を頂きました。
佐藤教授1.JPG
佐藤教授2.JPG
 私は大学院には入らなかったので直接的に教授の研究に携わることは無かったのですが、当時仲の良かった大学院の先輩や海外からの留学生と一緒に研究の内容についてdiscussionした思い出等、講演の内容を拝聴しながら当時を懐かしく思い出していました。現在の研究については私は全く知らない世界でしたので、非常に新鮮な気持ちで聴かせていただきました。

 懇親会では、多数の同窓の先生が学長と思い出話や近況について話が盛り上がり、夜遅くまで賑やかな会となりました。全てお開きになった後、私は翌日教授を空港にお送りする役目を頂きましたので同じホテルに宿泊していたのですが、ホテルに到着後二人で近くの蕎麦屋に行き、日本酒をいただきながら私が在籍していた頃の昔話や入局前学生時代に直接教授の元へ押し掛けて進路相談を受けていただいた思い出等(嬉しいことに教授も憶えていていらっしゃいました!)、暫く10数年前を懐かしむ時間をいただきました。

 翌日は無事に教授を空港までお送りできたのですが、車中でも改めて大学・医局の近況を詳しく聴かせていただく貴重な御時間を頂きました。

 昨年より学長になられて益々御多忙なところを、遠路はるばる大分まで来ていただき感謝で一杯でありました。遠くからではありますが、佐藤学長の今後益々のご健康と母校の発展を祈念いたします。佐藤先生、誠に有難うございました!
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